- 人に会った後はどっと疲れる
- 周りの雰囲気に気持ちが左右されやすい
- 激しい音や映像が苦手
って感じで悩んでいる方。この記事を読んでいただけると幸いです。
僕は上記3つとも当てはまります。なので、ここんとこ最近はHSPや内向型についての本を結構読ませていただいています。
このブログにも感想を書かせていただいていますのでそちらもよろしければご覧ください。
こう並べてみると結構読ませてもらっていますね。
そんな読書を進めている中
もっとHSPや内向型とはなんなのか?知りたい。
そして、HSP、内向型でもっと楽に過ごせるようになるにはどうすればいいのか?をもっともっと強く考えるようになりました。
ってことで読ませてもらったのが
『繊細な心の科学-HSP入門』って本です。
もういちど、基礎から知りたくなってみたかったので“入門”って言葉に惹かれて読ませていただきました。
ちなみに近くの図書館で探してありました。
著者さんの性格なのかなぁ。すごい読みやすかったですし、丁寧な文章で優しさが伝わるような文章でした。本当に入りやすい感覚でした。
ちょっと心理学的な説明も入っていますがそれでも読みやすい感覚でしたね。
では結論から
結論
繊細・HSPは病気ではない。特徴であって欠点だけでなく利点もある。どうせ自分がそういう特徴であれば弱点を抑えつつ、活かす生き方をしていこう。
では詳しく書いていきたいと思います。
本の概要
まず簡単に
この本は繊細さについてとHSPについて書かれている本です。
相手の気持ちを感じ取りすぎてしまったり、気持ちの他にもいろいろな感覚が敏感になっている方のことを指しているみたいです。
心理学者のエレイン・アーロンさんという方が
人に対する繊細さと、諸感覚のの敏感さの両方を持っている人をハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)と呼びました。
繊細な心の科学-HSP入門 串崎真志 風間書房
と書かれています。
そのHSPについてと、繊細さについてが書かれています。
この本では繊細さについて、心理学できちんと考えてみようと思いました。繊細な性格をHSPと言います。
繊細な心の科学-HSP入門 串崎真志 風間書房
なので、“繊細さ”と“HSP”についてあえて区別しなくてもいいのかなぁって自分では思っています。
この本を読もうと思ったきっかけ
読もうと思ったきっかけは
自分が繊細であり、HSPであるだろうなぁって思うことが満載だったからです。
気持ちがわかるってことはおこがましいかなぁって思うから言いたくないけど、相手が気分を害してるとか疲れているとかしていると本当にその場から逃げたくなる…
個人的には感覚としては皮膚感覚と聴覚が本当に敏感…な気がする。
- ちょっと触られただけとか、チクチクした服がきれない。
- 家族が部屋のドアを勢いよく閉める音。
- ポテトとかせんべいの口を開けてパリッとする音
- お皿とスプーンが当たる音やこすれあう音。あれはしんどい…
食事時でスプーンを使うことで毎回の事なので申し訳ないけどちょっと優しく食べて欲しいって言ってしまいました…
他にも…って挙げていけば切りがなくなってしまうのでこの辺で止めますね…
ちょっとしたことで不快に感じてしまう…家族はそんなに気になる!?って不思議がられたこともありました。
でも…気になるものは気になるんですよねぇ。
だからこの本を読んでその悩みが解決出来たらなぁって思ったんです。
自分がこの本を読んで大事だなぁって思った部分2選
情動伝播
まずはこの本の核っていい事かもしれません。
情動伝播ってのは
心理学では、気持ちが人から人へ伝わる現象を情動伝播と呼んでいます。
繊細な心の科学-HSP入門 串崎真志 風間書房
共感って言葉がありますけど、それに近いのかなぁって。
相手の気持ちを察するとか、「あーわかるわかる!」とかいうあの瞬間とかかなぁ。
この本にも
情動伝播は共感の一部です。共感の中の、「相手と同じ気持ちになる」という側面を指すのです。
繊細な心の科学-HSP入門 串崎真志 風間書房
そして
この情動伝播ってのが、繊細な人は高いとされているそうです。
この情動伝播が高いと…人の気持ちが伝わり“すぎて”合わせてしまうってことが起きてしまうそうです。
相手の顔色を伺って「こういえばいいんだよね…」って知らずに合わせてしまう…
自分がこう期待されているからこうしなきゃ…って他人の期待を勝手に背負ってしまう…
それって…
疲れやすい…ですよね。頑張りすぎてしまうというか…
だから繊細な人って疲れやすいってことになるかもしれませんね。
繊細な人、HSPの人はこの情動伝播をうまく付き合っていかないとでしょうかね。
HSPは伸ばしていく価値がある
これ!本当に救われた感覚がありました。
本当にしんどい時があるのでこんな人生嫌だなぁって思っていたんです。でもHSPは伸ばしていく価値があるなんて。
なぜ伸ばしていく価値があるかというと、特徴があるからで
その特徴は
物事を深く受け止めること
- 感動しやすく、人を考えさせるような深い考えができる
- 他の人とは違う感性を持つ
- 違う感性を持っているってことは他の人にはできない役割がある
- HSPは相手に影響されやすい
これは中にはデメリットになりえるかもしれませんが大事だなぁって思ったので。
やはり今までの情報からもHSPってのは相手に影響されやすいってことでしょうね。
いい意味でいえば察する力が強かったり、空気を読むことが得意だったりするかなぁ。
でもこれが行き過ぎると…
空気を読みすぎて、その空気の察して、自分の本音と違うことを言ってしまうってことだそうです。確かにそれはありそうですね。
相手に影響されやすいってことはいいことも割ることにもなり得るってことでしょうかね。
この本を読んでどのように行動を変えようと思ったか?何を感じたか?
普段から好きな言葉を蓄えておくってことに惹かれましたね。
HSPの方は良くも悪くも繊細ってことなので言葉にも影響を受けやすいみたいです。
であれば、自分の好きな言葉を蓄えておいてしんどくなった時に思い出して自分を奮い立たせるってこともできるってことでしょうね。
ちょっとこの本かって読もうかなぁって思っています。
これもいいな!
この本はどんな人におすすめか?
やはり、冒頭でも書いた通り
人と会うと疲れる、周りの人の気分に左右されたり、感覚が敏感だったり…
なんか、社会で生きるのか大変な人かなぁって思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は繊細な心の科学-HSP入門って本を読ませていただきました。
- 繊細な人やHSPの人は情動伝播が高い人
- 情動伝播が高いってのは相手の気持ちや雰囲気を感じ“すぎて”しまう人
- 感じすぎてしまうから自然と相手に影響されてしまう
- 相手に合わせてしまって自分が出せなくなる
- 疲れてしまったり、本音が言えなくなったりすることが大変
- どうすればいいかって言うと、ひとつは自分の中に響く言葉を蓄えておくこと
- 影響されやすいってことを利用して影響されやすい言葉を用意して自分を守る。
いやーこれ本当に読んでよかったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。
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