- もしかして自分はHSPと言われるものかもしれない
- イベントの後は打ち上げ!とはいかず一人でゆっくり休みたい
- どことなく自分は周りの“ノリ”についていけない。
ってことを思ったことはありませんか?
そんな方はもしかして内向的なHSPかもしれません。
僕も全く同じ感覚を持っています。
僕としては
テストの後とか、イベントの後とか、みんなで飲み会して楽しもう!とか本当にしんどくて断りたい…けど断る勇気が出ない。
飲み会に出ても周りのノリについていけずに飲み会なのに孤独感を感じることが多い。
そんなことが多々あるので、自分はちょっと周りと違うのかなぁって思い始めて色々とこの手の本を読ませてもらっています。
それらの本の感想も記事にしていますのでそちらもご覧いただけると幸いです。
その中で僕は内向型のHSPだろうと思うことができました。
そしてもっともっと勉強したいと思い、この『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』を読ませていただきました。
敏感な人(HSP)や内向的な人は
①どんな特徴があるのか?
②どんなように考えるといいのか?
が書かれています。
そして実際にこの本を読ませていただいたHSPで内向的な僕が“これは参考になった!”ってところを抽出して書かせていただきたいと思います。
まずは結論から
結論
HSPや内向的な人の特徴を知ることで自分が何者か?そしてモヤモヤした悩みを解消できるヒントをいただきました!
では詳しく書いていきたいと思います。
『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』の概要
この本は敏感な人と表現されているHSPの方、そして内向的な方の特徴が書かれています。
その特徴があることで、現代社会で生きにくくさせているんですよね。
この本の前半部分にその特徴が具体的に紹介されています。
- 敏感な人と内向的な人の特徴
- 内向的とは?HSPとは?
- 内向的な人の特徴
- HSPの特徴
などなどでしょうかね。
敏感な人(HSP)と内向的な人のそれぞれの特徴が書かれているので違いの理解ができます。
そして、この本の後半ではその敏感な人と内向的な人がどう過ごしたら、またはどう考えたらいいのかが書かれています。
後半はラクに生きられるようになるためのヒントが書かれています。
そもそも、敏感な人と内向的な人たちって現代社会では生きにくいようなんです。
それは他の内向的な人や敏感な人を取り上げている書籍でも同じことを書かれています。
『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』読もうと思ったきっかけ
きっかけはやはり!僕がHSPで内向的な人なんだろうなって思ったことがきっかけです。
ちょっとしたズレ?というのか、他者との認識に違いに悩むこともありました。
なんでみんなは飲み会やたくさんで話すのが好きなんだろう?
他愛のない話をして笑ってって…それって楽しいの?じっくりこのテーマで話してみようって考えて話したほうが楽しくない?
カラオケって大人数で行って歌ってって楽しいの?しんどくない?
大音量でわいわいするって耳や目がやられそうになる…映画館の大音量もちょっと苦手…
一人の時間が本当に欲しい。みんなはいらないの?
会議とかあるけど大人数でやってたら意見の合意やそもそも意見言えない人多いでしょ?
とかとか挙げたらきりがありません…
こう考えることってあまり普通ではない気がして隠し続けてきました。
だって飲み会カラオケは楽しいもの。
映画は娯楽の代表
会議は大人数で行うもの
などなど、いわば社会の常識なのかな。
そう。その社会の常識に対して僕が合わないって感じていたのが根本かもしれませんね。
だからHSPで内向的な人の本を読み続けています。
今回もこの本を読んでその悩みが解決出来たらなぁって思ったんです。
この本を読んで大事だなぁって思った部分3選
内向的な人は表面的な付き合いをあまり好まない
これ!まさに!って思いました。ズバーン!と、きましたね!
まさに表面的な付き合いって好まないです。苦手です。
多分これがすべてではないか?って思うぐらいです。
表面的な付き合いが苦手だから初対面でいきなり深い話なんてできようもない。だから何を話したらいいわからない。雑談ができない。結果、人付き合いが良くないと思われてしまう。
って感じです。多分、深い話ができる状況であればいっぱい話すことができると思います。ただ、雑談とかが本当に苦手で…
外向的な人は表面的な人づきあいが上手な印象なのでこれに合わせようとすると非常に疲れてしまうんです。
内向的な人は疲れたと感じると一人になりたくなるんです。一方外向的な人は人に会ってストレス解消的な感じでしょうかね。
疲れたと感じるとき、一人でいようとするか、人と会おうとするかを考えてみて、一人で いたいなら、それは内向的なタイプと言えます。
イルセ・サン. 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント ディスカヴァー・トゥエンティワン
敏感な人(HSP)の特徴は感受性が高い
よく混乱するほど同じような特徴を持っているHSPと内向的な人ですが、違いがあるとすると、
HSPの人は感受性が高いってことみたいです。
HSPは、刺激に対する特別な感受性を持ち合わせています。すなわち、HSPは五感などを通じて自分に入ってくる刺激に大きな影響を受けるのです。
イルセ・サン. 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント ディスカヴァー・トゥエンティワン.
この特徴は強みでもありますが、弱みでもあるみたいですね。
音や、光、においなど、目、耳、鼻、味覚、触覚を人より強く感じやすい。
それはほのかないい香りや、僅かな川のせせらぎや火の揺らぎなど微量でも心地よく感じやすいってことでもあるみたいです。
逆にちょっとした光や音でもするとびっくりしてしまうほど敏感に感じてしまうってことも考えらるのです。
弱い刺激であれば心地よく、強い刺激では不快に感じるってことみたいですね。
これ本当にわかります!
家族の誰もがわからない音に気づいたり、寝ているときにちょっとした物音や光、妻が隣で寝返って布団のこすれる感触(空気が動く感じ)があると起きてしまうこともよくあります。
あとは金属製のスプーンが陶器の皿に当たる音…非常に苦手です。カレーや丼物をスプーンで食べると、カンカンとなるんです。それが本当に苦手でちょっと静かに食べて欲しいと言ってしまいました。
他の家族はなんでそのぐらいの音で?って感じで不思議がっていましたけどね…
どの刺激を受けやすいかは個人により違うみたいですが五感が鋭くなるみたいです。
敏感な人や内向的な人は過度な刺激から守ることが大事
自分に合わない生活を続けると疲れてしまいます。それは誰だって同じことかもしれません。
その“自分に合わない”ってのが内向的な人やHSPの人は多いってことみたいです。
社会では外向的な人が多いので基準的な要素がある。その分内向的な人は“合わせる”必要が多くあるってことです。
そして、HSPの人は刺激が弱くても心地よく感じるのに、内向的な方と同じように現代社会では刺激が強いことが多いってことみたいです。
だから、その過度な刺激から自身を守ることが大事ってことですね。
まずは物理的に刺激が入る量をコントロールすること
たとえば、耳栓やアイマスク。
僕も寝る際はアイマスクは欠かせません。
そうやって刺激が入る量を物理的にコントロールすることもいいですね。
他にもいろいろありますが、本書を読んでいただけると幸いです。
この本を読んで何を感じたか?何を学べたか?
何冊か同じような本を読むのですが、ここまで明確に違いが書かれているとありがたいですね。はっきり違いが分かった気がします。
そして、刺激を受けやすいからその刺激をコントロールしていこうってこと。
内向的な特徴もHSPも刺激が強いのは苦手。どんな刺激が弱いかは人それぞれ違うので、自分なりにコントロール方法を見いだす必要があります。僕自身もこれから考えていきたいと思います。
内向的な人もHSPの人も現代社会や外向的な人たちに“合わせる”ってことを半ば強いられてきた気がします。
でもそれって自分の人生を自分の足でしっかり歩いているのか?なんかそれは違う気がするようになりました。
ラクに生きるためには自分のありのまま、自分に正直に生きることがいいんだなぁって考えるようになれましたね。
期待されていることとは別のことをしたいと思ったときや、今の自分がしていること自体 が期待されているものとは違うと感じても、その期待に無理に応えようとせず、ありのまま でいることで、人生に深く満足できるようになるのです。
イルセ・サン. 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント ディスカヴァー・トゥエンティワン
どんな人におすすめか?
この本は現代社会になじめない人が読んでいただけると良いかなぁって思います。
なじめないってことはもしかして内向的な部分が多い人かもしれません。ってことはこの本を読んでいただけると共感する部分が多いと思うかもしれません。
そして、その対処法も書かれていますので是非読んでいただけると少し楽に生きられるかもしれません.
僕はその一人でした。
この本を読んでまたさらに内向的、HSPについて深く知ることができたと思います。
まとめ
今回は、『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』を読んでその感想を書かせていただきました。
内向的とHSPは似ているようだけど違う。
現代社会においては内向的な人もHSPの人もちょっと生きにくい。
内向的な人は疲れた時にはひとりの時間が必要。
HSPは刺激が弱くても感じやすい。強いとストレスを感じやすい。
ラクに生きるためのヒントがたくさん書かれている。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。
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