- もっと明るく人付き合いができればいいんだけどなぁ。
- もっとテキパキ動けたらいいんだけどなぁ。
- なぜか、周りの雰囲気が自分は違う気がする。
- 内向型はどうやって生きていけばいい?
って考えたことがある方いませんか?
僕は実際そうなんですよね。
一言でいえば、外向型に憧れている内向型
って感じでしょうかね。
なんと言うか、世間一般として“できる人”って
誰とでも仲良くでき、飲み会でも楽しく、また上司の信頼も得ることができる。行動もテキパキで積極的。いつも話題の中心にいて、リーダー的存在。
こんな人っていわゆる“できる人”って感じなんではないでしょうかね。
これがいわゆる“外向型”ってやつなのかなぁ。
僕は自分自身そういうタイプの人とは対極な感じを受けてきました。
人見知りが激しく、すぐに会話なんてできませんし、飲み会なんて楽しいどころか、行くかどうかから非常に悩む、行動はよーく考えていかないとできません。
“できない人”って感じがしませんか?
僕もそう思います。だから誰とでも楽しくできる“外向型”憧れ、なろうと努力しました。いや、たぶん今でもしている気がします。
でも、今回、この『「静かな人」の戦略書』に、内向型(静かな人)にも力があってそれを発揮する方法があるって書いてあるではありませんか!?
それに惹かれて今回読んでみたので書かせていただきます。
結論
大事なのは自分らしく自分の強みを見つけて育てていきましょってことです。
では詳しく書いていきたいと思います。
この本を読もうと思ったきっかけ
きっかけはやはり自分が内向的だなぁって思ったから読んでみようって思ったって感じでしょうかね。
簡単に言えばタイトルに惹かれたって感じでしょうかね。
「静かな人」の戦略書って…
静かな人=内向的って感じなんだろうって思いつつ、これは内向型の自分にとって読んでおくべき本だ!
って思いましたね。
社会人になってからもそうだし、学校でもそうでしたけど、やはり、内向型?内気?のような人はあまりいいように思われない気がします。
人気があるのは外向的な人って思いますよね。
誰でも明るく話せるし、話題の中心にいるような人。
学校でも仕事でも積極的で取り組める人。
そんな外向的な人に憧れていましたね。
でも、どんなに外向的になかなか慣れないんですよね。“なんとなく”外向的にはなれるかもしれなけど…
その後は果てしなく疲れる…きっとそれは自分に合っていないからってことなんでしょうね。
外向的になりきれない人がどうやって社会を渡り歩いていけばいいのだろうって本当に悩んでいるんですよね。
だからこの本を読んでその悩みが解決出来たらなぁって思ったんです。
本の概要
本の概要としては
静かな人は“こうして生きましょう”ってことをたんたんと書かれているわけではありません。
作者の実体験やエピソード、経験をもとに書かれていることが多いです。
その作者もいわゆる“静かな人”なわけで、その“静かな人”の作者がどうやって社会の荒波を乗り越えてきたかが書かれています。
その作者がすごいんですよね。ジル・チャンさんという方みたいなんですけど
ミネソタ大学大学院修士課程修了、ハーバード大学、清華大学でリーダーシップ・プログラム終了。ハーバード・シード・フォー・ソーシャル・イノベーション、フェロー。アメリカの非営利団体でフィランソロビー・アドバイザーを務める。過去2年間で行ったスピーチは200回以上に及ぶ。15年以上にわたり、アメリカ州政府やメジャーリーグなど、さまざまな業界で活躍してきた。2018年、ガールズ・イン・テック台湾40アンダー40受賞。本書は台湾でベストセラー1位となり、20週にわたりトップ10にランクイン、米ベレットコーラー社が28年の歴史で初めて翻訳刊行する作品となり、第23回のForeword INDIES「ブック・オブ・ザ・イヤー」特別賞に選出されるなど話題になっている。現在は母国の台湾・台北市に拠点を置きながら、内向型のキャリア支援やリーダーシップ開発のため国際的に活躍している。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
ミネソタ大学?ハーバード大学?清華大学!?
世界的に超名門大学ではありませんか?そんな人で200回以上もスピーチ、アドバイザー、色んな業界での活躍…
そんな人が実は内向型って…
すごすぎませんか?内向型だからって表舞台に立てないってことはないのかなぁって思わされます。
でも、この人…本当に大変だったろうなぁ。内向型でこんなことできるなんてものすごく努力されたんだろうなぁって思います。
そんな人の経験、エピソード、体験談から描かれている著書であれば納得して読み込める気がしますね。
この本を読んでどう思ったか?何を感じたか?何を学べたか?
この本を読んで何が得られたか?大きく2つあります。
内向的だからと言って劣っているわけではなく、ちがうってこと
外向型、内向型はあくまでタイプであって、どちらがいいってことはないってことです。
本書でも
私はべつに、他の人たちよりも劣っているわけじゃない。ただ、ちがうだけなのだ、と。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
と書かれています。ちがうだけなんだから、
自分を大事にしていきましょう。自分らしく生きていきましょう。
ってことみたいです。この“私”とは内向型の著者のことを指していると思われます。
これって結構内向型の人からすればすごいことなんですよ。
内向型の人はおそらく、いつも外向型の方に“劣等感”を感じてきたかと思います。実際は僕はそうでした。
あーあの人(外向型)のようになりたいなぁ。すごいなぁ。僕にはできないなぁって。ずーっと思ってきたんです。
でも、本書では『ただちがうだけ』ってこと。
本当にこの言葉は救われた気がしました。
外向型になろうとした経験が活かされることがある
内向型の人はわかるかと思いますが、学校や社会に出てからも外向型優遇環境とも言うべき世界の中で生きてきたか思います。そんな中で、少しでも外向型の様になろうと努力してきたかと思います。
そんな努力の甲斐あってか、内向型の方は外向型能力を発揮することもできるようです。
個人的にはできるかもしれないけどすんごい疲れるって感じです。
そんな内向型は実は優れたチームリーダーになれることができるそうです。
内向型リーダーは積極的に提案や提言を取り入れ、チーム全体にとってもっとも有益な決定を下すことができる。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
もう一つ、面白いことが書かれていました。
外向型を狩りに出るライオン、内向型をおとなしい羊に例えて、
自分の強みや才能、長所、かけがえのない価値をアピールして輝くことができれば、子羊のような静かな人でも、誇り高いライオンの群れを率いることができる。ライオンが羊の群れを率いるよりも、よっぽどすごいことだ。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
これ、本当の面白いですよね。
積極的に狩りに出るような外向型をライオン、静かにおとなしくしている内向型を羊。
ライオンのような外向型を羊のような内向型が率いるなんて…でも著者からするとできることなんでしょうね。
もちろん、内向型の強みを活かしていけば!ってことなんでしょうけどね。
この本はどんな人におすすめか?
どんな人にこの「静かな人」の戦略書がおすすめかって言うと、
自分が、控えめで静かな人だと思う人、もしかしたらそうかもしれないって思う人
自分は何だか周りと違うのかなぁ
周りの空気感とうまくなじめない
みんな集まって楽しくしているけど何だか苦手。疲れてしまう
なんて人にもおすすめです!僕はすべてが当てはまっています。
なんせ、自分が内向型よりなのか、外向型よりなのかをチェックできるページもあるので自分がどっちよりなのかを確認することができます。
自分はそのチェックで8割内向型、2割外向型の結果でした。
正直、もうちょっと外向型部分もあるかもなぁって思っていたのですが…8割内向型か。
ここまでなら内向型の良いところを発揮していきたいなぁって気持ちを切り替えることができます!
この部分が良かったところ
僕がこの本を読んでよかったところは!
内向型は内向型の強みがあるってことでしょうかね。決して外向型が優勢ってことではないってこと。
僕自身、外向型がある意味“無敵”な印象を持っていました。だから外向型にずっと憧れていた自分がいました。
が、
外向型も内向型も得意不得意があるんだってことを学べました。
だから、外向型に憧れても自分を見失わすに自分らしく自分の強みを活かしながら生きていきたいなぁって思えました。
そんなことが表現されている文章をピックアップしてみました。
私はべつに、ほかの人たちよりも劣っているわけじゃない。ただちがうだけなのだ、と。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
静かな人も、自分の強みを見つけ、得意分野や特徴を活かし、自分の長所を前面に出して貢献すれば、チームにとって不可欠な存在になり、道を開くことができるのだ。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
内向的な人はもともと控えめで腰が低く、集団を大切にするなど、戦場で必要な資質を持ち合わせている。
「静かな人」の戦略書 ダイヤモンド社
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- 自分は何だか周りと違うなぁ。
- なんで自分ってこんなになじめないんだろう。
- わいわいするのが苦手。
- 人見知りがすごい。
なんて人は内向型何ではないかなぁ。そんな人にはこの“「静かな人」の戦略書”を読んでいただけると幸いです。
僕はこの本に出会ったまだ間もないですが、また読み返そうと思っています。
そのたびになんか発見ができるかもなぁって思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。
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