- いつまでも自分は今のままなんだろうか?
- 何事も失敗したくない。成功しにくいならチャレンジしたくない。
- 自分の可能性を目一杯引き出すにはどうしたらいいだろう?
って思ったことがあるならこの
『MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」』を読むことをお勧めします。
皆さんは失敗は嫌ですか?
僕はものすごい嫌です。うまくいかなかったら、周りに無能な人間だって思われるのはいたたまれない感覚になってしまいます。
失敗って自分が上手くいかなかったって結果だから、この人はうまくできないんだなぁって周りに知られてしまう。だから失敗って嫌なんですよね。
そして、皆さんはプロスポーツ選手や、お金をものすごく稼いでいる人って、周りより、自分より“才能”があるからと思ったことがありませんか?
僕はものすごく思ってしまいます。一生懸命やってきたってこというけど、プロの人や稼いでいる人はどこか違うんだよ。“才能”がそこにはあるんだよ。
って思ってしまいます。
失敗したくないから、チャレンジしなくなる。チャレンジしないから成長も感じられなくなる。成長できないから、なおさら、危なげないことはしない
って悪循環になっていることってないですか?
それこそ、この本を読むことで解消できるかもしれませんよー!
この本を読もうと思ったきっかけ
僕は昔から“ある程度”はスポーツも勉強も何事もそつなくこなすことができていました。
自慢?では全くないんです。一見うらやましいかもしれませんが、その後は伸び悩むことがほとんどでした。
“ある程度”できてしまうと、こんなもんかなぁ。って思ってしまって、努力することができなくなってしまうんですよね。
なんと言うか、努力してももうこれ以上はうまくできないだろうって決めつけて、諦めてしまう自分がいたような気がします。
その後で友人などに自分よりうまくできてしまうと、なおさらそれに取り組むのが嫌になってしまいます。
だって、うまくいかなかったり、先に越されてしまったことを考えると、
「相手には才能があったんだな。僕にはなかったんだな」って思ってしまうんです。
勝手に相手がそんなに努力もしないで才能があったからうまくなったんだ。って思ってしまっていたんです。
仮にそうかもしれないけど、一生懸命勉強したり、頑張ったりしたかもしれないのに…ですよね。
勝手に思い込んで、勝手に才能の差にして、言い訳して真剣に取り組まなくなってしまう。
だって、真剣に取り組んでもうまくいかなかったらみっともないかなぁって思ってしまう。
そんな考えをずーっとしていました。
そんな考えがあるから、失敗しなさそうなことばかりやっている。いつの間にかチャレンジしなくなったなぁ。って思いました。
でもどこかでそんな自分が嫌に想える自分がいたんですよね。
このまま生きていくのか?もっと頑張って生きてみて、自分の可能性がどこまであるのか見てみたくないのか?ってでも、そんなこと思っても努力したところで才能には敵わないんでしょ…って思っていたら…
そんな時にこの本に出会いました。
著者のプロフィール
キャロル・S・ドゥエック先生という、大学の心理学の教授の先生なんですね。
スタンフォード大学心理学教授。パーソナリティ、社会心理学、発達心理学における世界的な権威。イエール大学で心理学博士号(Ph.D.)を取得後、コロンビア大学、ハーバード大学で教鞭を執り、現在に至る。人間の思考様式への関心は30年来で、モチベーション、人間関係、メンタルヘルスに関する研究で大きな業績をあげてきた。
MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」
本のそでの部分に記載されていたんですが…
大学の名前がすごすぎて…これも才能なんだろうなぁって思ってしまった。
これがいけないんだろうかな。
マインドセットって?
本のタイトルにもある、“マインドセット”って?ってなんだ?って思いますよね。
僕もそう思いました。
一言でいえば、マインドセットとは“心のあり方”ってことで、僕の解釈を交えれば考え方や思考の癖って感じなんじゃないかなと。
そのマインドセット、心のあり方、また信念とも書かれていましたが、そのあり方や信念が大事みたいです。
人の信念は本人が意識しているといないに関わらず、その人がどんなことを望むかそして、その望みが叶うかどうかに大きく影響している。
MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」
ってことみたいです。
信念がいいと、望むものが叶えられて、ひねくれていると望むものが離れていきますよってことでしょうかね。
そして、その信念において、
硬直マインドセット
と
しなやかマインドセット
ってのがあるみたいです。
硬直マインドセット
自分の能力は石板に刻まれたように固定的で変わらないと信じている人
MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」
こう思っている人は結構いるかなぁって思われますね。
他の人を見て「あぁ、この人は自分とは違うんだな。相手は才能があるから自分には無理だ」って考えてしまう人なんか当てはまるんでしょうかね。
しかも、現時点の評価を気にして、失敗してしまう可能性が高いようなことはしたがらない傾向があるようです。
僕もそう考えてしまう人間です。
しなやかマインドセット
人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるという信念
MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」
人は努力にって変われる。才能を伸ばすことができるって考えられる人なんでしょうね。
努力次第で高い壁を乗り越えていけるのか。いや、いけると思っている人がこのしなやかマインドセットってことなんでしょうね。
言うまでもなく、成長していくには“しなやかマインドセット”がいいってことなんでしょうね。
硬直マインドセット→しなやかマインドセット
ココが大事でしょうね!
硬直マインドセットからしなやかマインドセットにしていくにはどうしたらいいんでしょうかね。
僕がこの本で一番響いた言葉として
「変わる」ことを恐れない
MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」
って言葉でした。
やはり、人間どこかで“このまま”がいいって思考を持ってしまうみたいです。
たぶん、変わろうとすると労力を必要とするし、何より現時点で”とりあえず”安定しているからって感じなんでしょうね。
人間は安定を求めるもの。だけど、成長をしていくには日々のちょっと変化の積み重ねが成長につながっていく。成長していくには「変わる」ことを恐れないってことなんでしょうね。
変われる!変わりたい!そのためには自分の可能性を信じて、信じ続けて努力を積み重ねるってことなんでしょうね!
まとめ
いかがでしたか?
今回は『MIND SET マインドセット「やればできる!」の研究」』を読んでの自分の経験や考えを交えながら書かせていただきました。
考え、信念を変えていくことで成長していく。でも、その信念を変えることって恐かったりするんですよね。
今まで変わらなくても“なんとなく”生きてこれたわけですからね。
でも、いつまでもこのままでいいのだろうか?自分の可能性ってこんなものだったのだろうか?って思ってきたら、まずは「変わる」ことを恐れない。そして、自分は変われるって信じて努力し続けていく。
そこからが成長の第一歩なんだなぁって感じましたね。
この本、結構面白かったです。アメリカ?の方が書いた書物なのかな。有名人の例が何人も出てくるんだけど、日本人の人はいなかったかなぁ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
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