- メモに魔力ってある?
- メモすることで何かすごいメリットある?
- メモって記憶を記録するだけではないの?
- 何かメモに関してすごい考え方ある?
と思った方!僕は【メモの魔力】を読ませてもらって“メモ”について色々と学ばせていただきました。
僕にとって“メモ”は…言われたことや覚えようと思ったことを忘れないように書き残しておく
と言うような概念でしかなかったです。それがこの【メモの魔力】の著者である前田裕二さんにはかなり違うようです。
それがこの著者にとって“メモ”は…
メモは、僕たちの可能性を広げ、人生をより良いものにしていくための、この上なく心強い味方なのです。
前田裕二(2018).メモの魔力 幻冬舎
と、人生において欠かせないもののように考えています。
メモを取ることで人生がよりよいものになるなら…どんなメモなんだろうと思いません?
この記事では
- 著者にとってメモは「記録」だけでなく「知的生産」のためにとる
- メモを取ることで鍛えられること!
- メモの魔力的メモの取り方!
- メモで人生を変えるには?
を書かせていただきたいと思います。
では、この本を読んでの自分が一番に思ったことは…
メモを取ってみようと思いました!
それで人生が好転するならやってみる価値はあるかなと思わせてくれる著者の熱量が感じられる著書でした。
では詳しく書いていきたいと思います!
【メモの魔力】の中での“メモ”とは?
このメモの魔力で説明されている、
“メモ”とは?
1つ目!
ファクト、いわゆる事実としてあったことを、自分の頭の中で覚えておくのは限界があるので、事実としてあったことをメモとして残しておく。
記憶の媒体装置って感じみたいですね。
大きく言えば、1つ目の“メモ”は普段とっている“メモ”と考えていいと思いました。
そのメモの取り方も大事みたいです。
覚えておく必要のなくなった分、自分の頭の中が少し余裕ができるんです。
余裕ができた分、もっと創造力を発揮させることができることがこのメモの意義であるように書かれています。
そこまでは考えてなかったなぁ。
頭が空いた分、事実覚えておくより大事な創造力を働かせよう!ってことみたいですね。
2つ目は“メモ”について。このメモの魔力の神髄とも言うのかな。
2つ目
ってことみたいです。最初に読んだときは
ゆうじん知的生産とは?
って感じでした。
普段、ふと思ったことをそのままにしているとあっという間に忘れるものです。
しかし、著者はそれを「言語化」と言う、メモを取り、アイデアに昇華させているような表現でした。
それを知的生産の過程とし、これが、2つ目のメモのようですね。
ビジネスに限らず、僕から生まれ出るほぼ全てのアイデアは、ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれています。 その知的生産の過程を「メモ」と呼んでいるのです。
前田裕二(2018).メモの魔力 幻冬舎
確かに、ふと思ったことで、「これは覚えておこう!」って思っていても忘れてしまうものです。
この著者はそれをメモとして「言語化」しておくのですね。
メモを取ることで鍛えられること
メモを取ることで鍛えられることも書かれていました。
1.アイデアを生み出せるようになる
これは言わずもがなでしょうか。
あることを言語化すること(メモすること)で、あることが無意識に通り過ぎていかないようにするってことでメモが大事ってことですね。
2.情報を素通りしなくなる
これは1に重なる部分もあるかもしれませんが、メモすることである情報を逃さず、忘れずに済むってことでしょうね。
作者曰く…
という話だそうです。
最初は聞いたことをすべて書き取る
ぐらいの勢いでメモしましょうってことみたいです。
逆にそのぐらいであれば、集中して内容を聞こうとすることにもなるみたいです。
3.相手の「より深い話」を聞き出せる
メモを取るか取らないか。
それによって、話をしている相手に好印象を持たせることができるようです。
「あなたの話しっかり聞いてます!それほど大事で貴重なお話だと思ってメモ取ってます」
ってことが相手に伝われば、相手は返報性の原則が働き、より話してあげたいって気にもなるようです。
「あなたの話から、一つでも多くのことを吸収したい」という姿勢をもってメモをしていきましょう!
4.話の骨組みがわかるようになる
メモを取ることで、その場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになります。
ここで『構造化』とは?
ってことでしょうね。
構造化とは、話の全体像を大まかに見通していて、今どんな目的で話され、話題を繰り広げているのか、その話題のどこまで話されているのか?
ってことを把握する力ってことみたいです。
これは確かにメモを取ると最初はこの話題だったけど、今はこの話だなぁってことがわかる気がする。
曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる
メモをとるためには、頭の中でなんとなく思っていることを、紙に書いたり、スマホに入力したりするってことになります。
つまり、「言葉にして」アウトプットするってことです。
これが案外難しいかもしれません。
最近は動画などを観ることが多いのでインプット量が多い。
けど自分からそれを言語化することってあまりないことかもしれませんね。
けども、メモを癖にしてしまえば、言葉にすることから逃げられなくなります。
この言わば『言語化能力』を磨くことによって説明能力も同時に身についていけるみたいです。
【メモの魔力】的メモの取り方!
ここからがメインと言っていいかもしれません。
メモの魔力的メモの取り方です。
まずはノートを用意します。
それを見開きで使います。
見開きでこんな感じで使用するんです。


ただにメモを取るのではないんですよね。
ざっくり書くと、
左側にファクト(事実)を書く。
こんなことがあって気になりましたって感じの事実。
そして、
右側左半分はそのファクトを“抽象化”させる。
そして、
右側右半分はその“抽象化”したものを“転用”する
ってことみたいです。
まぁ、ファクトは事実をそのまま書くとしても…



“抽象化”と“転用”ってのがよくわからない…
自分なりに解釈した“抽象化”と“転用”を書いてみますと
ってことです。それをものすごく研ぎ澄ますと思っています。
そして“転用”ですが、
例えば
ファクト
体重が増えてしまった
抽象化
カロリーを摂りすぎた。カロリーを消費しきれなかった。
食べ過ぎた。夜にお菓子を食べしてしまった。
ついつい、買い物で余計なものを買ってしまった?
などなどでしょうか?挙げればもっとあるかもしれませんがこのぐらいにしてみます。
転用
“抽象化”をもとにこれからどう活かすかを考えていきます。
カロリーを摂りすぎた→高カロリーなものを避けてみよう
カロリーを消化しきれなかった→もう少し動く量を意識してみよう
食べ過ぎた→食べ過ぎないように気を付ける
夜にお菓子を食べた→ご飯をしっかり食べつつ夜に摂らないようにする
買い物で余計なものを買ってしまった→お腹を少し満たしてから買い物に行こう
ってことでしょうか。
ここに挙げた例は本当に自分なりでつたないものです。
もう少し知りたい方は実際に読んでみることをお勧めします。
メモで人生を変えるには?
ものすごーくざっくりすれば
活かしたことを積み上げて成長していこうってことが大事なのかなぁって思いました。
人生を変えるためには特に“転用”が大事ってことでしょうね。
具体的に次に何を活かすか?
ってことを考え、行動に移す。
世の中、行動しなければ何も変わらないってことでしょうからね。
自分に身の回りで気になったこと、または起きたことをそのままメモを取り
それは結局どういうことなのか?つまりどういうことなのかを深堀していく。
深堀した結果、自分の人生のこれからで活かせることは何なのか?
を考えること。
それがこの著者のメモの本質!
なのかもしれません。
まとめ
今回は、前田裕二さんの『メモの魔力』 について自分なりの考察を交えながらその感想?書評を書かせていただきました。
一言で「メモ」…
メモにここまで考えたことがなかったのでちょっとした驚きでした。
このメモの方法を実践で行かせている人
メモはメモでこの著書なりでいえば、事実(ファクト)のみを書いていた。
言う形になっていたと思われます。
一見、メモはメモでしょ!?って思うかもしれませんが、こういうメモの捉え買ったもあるんだなぁって勉強になりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。










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